防災まちづくり

　近年、台風の他、線状降水帯がもたらす大雨は過去に経験したことの無い

　猛烈な豪雨により国民の生命・財産に大きな被害を及ぼしています。

　また、神奈川県では都心南部直下地震をはじめ三浦半島断層群の地震や神

　奈川県西部地震、東海地震、南海トラフ巨大地震などモーメントマグニチ

　ュード 6.7～9.0の非常に大きなエネルギーの地震が想定されています。

　このような災害の発生に対して、被害を最小限に食い止めることが求めら

　れており、ツインシティ大神地区では、土地区画整理事業により地盤の強

　化や雨水調整池の整備、耐震性能の高い公共施設、一時避難地機能を有す

　る公園整備、無電柱化など、様々な強靭化施策を進めています。

　さらに、立地企業においては、災害に対する協定を平塚市と締結するなど

　の取り組みも進められており、ツインシティ大神地区は、官民の協調・協

　力により、より安全に安心して住み続けることができるようなまちづくり

　が進んでいます。

　ここでは主な取り組み事例を紹介します。

［応急物資の調達及び応急物資等の一時保管等に関する協定］

　令和3年8月23日締結

　本協定は、平塚市内に大規模地震などの災害が発生した場合、中央物産株

　式会社から、生活必需品等の供給、および日本GLP株式会社所有の市内大

　神に所在する物流倉庫内において応急物資等の一時保管、必要に応じた荷

　役労務の提供および管理・運営について協力を得るものです。

　災害時の物資の確保および物流業務の効率的な実施を目的とし、要請の方

　法、費用負担、災害補償、手続き等について定めています。